バラードで高得点を出しやすい曲名とは


ラップやアニソンよりバラードがおすすめ

採点マシンでは「音程」「表現力」「リズム」「抑揚」などを基準に採点されます。この中でも、もっとも点数が高いとされるのは「音程」と「抑揚」。「音程」はガイドメロディーに忠実に歌うことが必要とされ、「抑揚」は声量の幅を持たせるというもの。

声量に自信のない人は、マイクをより口に近づけて、できるだけテレビモニターから離れて歌うことをおすすめします。

また、「抑揚」をつけるには、曲のジャンル選びが大切。一般的にアップテンポの曲で常に高音で大きな声を出させるような譜面より、バラードが向いているとされます。このバラードの中でもどの曲が高得点を出しやすいのでしょうか。

高得点を出しやすい曲名と歌い方のコツ

男性にも女性にも人気の曲でおすすめなのが、1990年代の人気曲「シングルベッド」。音域がさほど広くなく、メロディーラインも素直だという特徴があります。

「シングルベッド」

「シングルベッド」

  • シャ乱Q
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

一度聞くと耳に残る、メロディのものが同類になります。伴奏の音量に沿って歌えば、歌い手が意識しなくても必然的に抑揚のある歌に仕上がります。

曲の頭から、曲調が変わるまでのAメロは抑えめに、変調するBメロではだんだんと大きくしていき、サビの最後は落とし気味に歌うと、とくに「抑揚」で点を稼ぐことができるでしょう。

そして老若男女を問わずに歌われている2014年の爆発的に大ヒット曲の一つ、「Let It Go~ありのままで~」は、音域が2オクターブあり、低音部や高音部が歌いづらいこともありますが、伴奏がミュージカル調なので「抑揚」がつけやすい曲になっています。

Let It Go 〜ありのままで〜 [Heartful ver.]

Let It Go 〜ありのままで〜 [Heartful ver.]

  • May J.
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

音域に自信のある人は高得点が出やすい曲なので、「抑揚」を意識して、あとは正確な「音程」をとるようにしましょう。

どの歌手のどの曲が高得点を取りやすいか


高得点を取ることの出来る曲の種類とは!?

得意な曲、好きな曲を歌って高得点を出したいところですが、ラップやアニソンなどテンポの速メロディーの動きが大きい曲は「音程」がとりにくいとされ、高得点はほぼ不可能といわれています。

では、どんな曲を歌うと高得点を獲得しやすいのでしょうか。それはメロディーが簡単で、テンポが遅めの曲を選ぶといいといわれます。

極端にいえば、こどもむけの童謡などは音程を当てやすいものが多いので、高得点がとりやすいでしょう。

オリジナル通りに歌っても高得点は出ない

歌手が歌う曲でおすすめは、一青窈の「ハナミズキ」や、いきものがかりの「ありがとう」、シャ乱Qの「シングルベッド」、SMAPの「世界に一つだけの花」、PAFFYの「これが私の生きる道」、kiroroの「未来へ」、The Boomの「島唄」、イルカの「なごり雪」など。

ハナミズキ

ハナミズキ

  • 一青窈
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

ありがとう

ありがとう

  • いきものがかり
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

「シングルベッド」

「シングルベッド」

  • シャ乱Q
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

意外なところでは、THE BEATLESの「Yesterday」も高得点を出しやすい外国の歌とされています。

Yesterday

Yesterday

  • ビートルズ
  • ロック
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

高音が得意な人には、秋川雅史の「千の風になって」や篠原涼子の「恋しさとせつなさと心強さと」、レベッカの「フレンズ」、「メリッサ」や「アポロ」などポルノグラフィティの曲などもいいかもしれません。

千の風になって

千の風になって

  • 秋川雅史
  • ヴォーカル
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

恋しさと せつなさと 心強さと(with t.komuro)

恋しさと せつなさと 心強さと(with t.komuro)

  • 篠原涼子witht.komuro
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

不向きとされているアニソンでも、初音ミクの「magnet」や「眠り姫」などは高得点がとりやすい曲とされています。

magnet

magnet

  • minato feat. 初音ミク、巡音ルカ
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

しかしこれらの高得点がとりやすいといわれている曲も、歌っている歌手のまねをしたり、歌手が歌うようなオリジナル通りにしても点数はとれません。マシン採点では、あくまでも「音程」が大切。

ガイドラインメロディー通りに歌うことが得点アップへとつながります。原曲のキーが高く歌いづらい場合、曲のキーを下げても減点対象にはならないので、高音の曲でも低音の曲でも、自分が歌いやすいキーに変えて、歌いこんでいきましょう。

人気機種「JOYSOUND」で高得点を出す


人気機種「JOYSOUND」で高得点を目指す

採点付きのカラオケマシンは数ありますが、それぞれ採点基準のポイントが異なります。人気機種のひとつ「JOYSOUND」の場合は、「音程」と「テクニック」がもっとも評価されます。

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出典:ジャパンカラオケ 西尾店(愛知) » ジャパンカラオケ西尾店|JOYSOUND F1 分析採点Ⅲが面白い!!

「音程」はどの機種も共通して得点配分を高くし、採点基準で重要と位置づけています。ガイドメロディー通りに歌えているかがチェックされ、全体の得点配分の中でも、この「音程」ができているか否かで割合が大きいのですが、歌唱力のある歌手でも「音程」の項目で高得点を出すのは難しいといわれています。

ここで点数を稼ぎたいなら、とにかくガイドメロディーを聞きこむこと。メロディーを暗記するくらいの気持ちでしっかりと把握しましょう。

「JOYSOUND」は、とにかく「音程」が重視されますので、テンポの速いラップやアニソンなどは音程が取りにくく、難しいかもしれません。選曲は音程がとりやすい曲、メロディーが簡単な曲、テンポが遅めの曲などを選ぶといいでしょう。

次に「テクニック」での採点は、「ビブラート・しゃくり・フォール」の3つがチェックされ、採点基準の対象となります。

この中でも、とくに点数ポイントが高いのが「ビブラート」です。長い音を伸ばしているところでは意識して使うようにしましょう。

「しゃくり」は、「か」の場合は「かぁ」、「と」の場合は「とぉ」などと母音をくっつけて歌うと、それらしく聞こえ評価されます。

人気機種「DAM」で高得点を出す


カラオケの機種は、カラオケボックスによって選べたりしますが、実はその機種についている採点機器によっても高得点を出せるコツが違うとされています。

各メーカーで、採点基準にしている評価ポイントが違っている点と、その評価の得点配分が違うのです。機械が判定するので、各社が考える上手な歌の要件を満たすという基準が違っているのですから当然の話といえるでしょう。

そのため、同じ曲を同じ人が、DAMで歌うのと、JOYSOUNDで歌うのとでは得点が全く違うように出てしまう事もよくある事です。

各機種の特性を覚えておけば、テンポの速い曲中心に歌おう、ビブラートを利かせられやすい曲を選ぼう、とより高得点を狙えるでしょう。

人気機種「DAM」で高得点を出すには

カラオケマシン「DAM」の採点項目の中で、得点配分が多いのが「音程・安定性・表現力」です。「音程」については、ガイドメロディーの通りに忠実に歌えているかどうかが評価されます。

譜面通り、作曲された通りに歌う、という事です。ちなみにその歌を持ち歌としている歌手であっても、表現方法として譜面通りに歌わない箇所があるものですので、歌手のうたを覚えるのではなく、カラオケマシンのガイドメロディーを参考にする事が大事になってきます。

この「音程」で得点を稼ぎたいなら

  • ガイドメロディーを何度もしっかり聞いて暗記する事
  • 採点画面の音程を示すバーも覚え、バーからずれること無く歌えるよう繰り返し練習する。事が大事になります。

次に「安定性」とは、ムラがなく安定して歌えているかがチェックされ採点対象になります。気をつけるべきはとくに長く伸ばすような音です。声が震えてムラになりやすくなりますので、まっすぐ丁寧に伸ばし続けることができると、採点アップにつながります。

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出典:http://ameblo.jp/ribonchan77/image-11801479655-12882537775.html

この「安定性」を磨く練習方法があります。リップトリル(唇を震わせる方法)で声を出す練習をすると、必要のない力みがとれます。息を吐きながら唇の上下をプルプルさせる、子供がよくやるような仕草です。

最後に「表現力」ではとくに大きく採点にカウントされるのが「抑揚」となります。「抑揚」は、音量を変化させているかがチェックされる項目です。

コツはわざとでもいいので、低い音は小さく、高い音は大きく歌うことで変化のついた歌い方になるでしょう。もしくは、マイクと口の距離を極端に離したり近づけたりするのもいいでしょう、演歌歌手がマイクをもつ手を回したりしますが、あの動きも効果的な場面もあります。

リズムとビブラートで高得点評価を狙う


高得点を狙うにはビブラートとリズムを極める

旧型のカラオケマシンの採点機能では、大きな声を出せば高得点であったり、ビブラートといって音を伸ばす際に大きく元の音と離れる事は無く、細かく高さを揺らす、という技法を沢山使うと高得点でした。

そして、ビブラートが長く続けば続くほど得点が高くでるのです。しかしテレビ番組で登場するような最新の精密採点マシンでは、必要以上にビブラートをかける必要がありません。

ピンポイントでビブラートをかけることにより、高得点が稼げるのです。最新機器ではビブラートは、長さよりも「うまさ」が重要になってきます。安定したビブラートをかけることが高得点をとるコツとなります。

しかしあまりにも短いビブラートは評価がつきませんので、最低でも1秒は必要となります。とにかく「うまさ」が必要なビブラート、1曲に1秒以上は自分の得意とするパートで取り入れるようにしましょう。

伴奏をしっかり聞いて歌うタイミングを合わせて

採点評価では、本当のタイミングより少し早く歌う「走り」と、本当のタイミングより少し遅く歌う「タメ」の中間がいちばん評価が高いとされています。

正確なタイミングで歌えればそれがベストですが、「タメ」より「走り」の方が減点が大きいとされます。少し「走り」がちになる人は、気持ち遅めに発生を意識するといいでしょう。

リズムで高得点を狙うには、各フレーズに入るタイミングが重要です。ラップなどリズムが難しい曲でも、フレーズの入るタイミングさえ正確であれば、意外と簡単にかなりいい評価が期待できるはずです。

技術が必要な歌唱力や表現力などと比べ、リズムは誰にでもでき高評価をとりやすい項目なので、点数稼ぎのために練習するといいでしょう。