カラオケボックスでの行動も高得点へのカギ


高得点を狙いたければ飲食にも気を付ける

最近のカラオケボックスは持ち込みOKだったり、中で多彩なフードやドリンクを注文ができます。しかし点数にこだわるのであれば、何でも口に入れていいわけではありません。本来なら、歌う前は飲食をせずに、胃の中に何も入っていない状態で歌うのがベストなのです。

消化のために体内の血液が胃に集中してしまうと、発声するときに使う他の筋肉の動きに少なからず影響があるのです。また、カラオケボックス内での飲み物は、アルコールが苦手な人はウーロン茶やオレンジジュースを飲むことが多いでしょう。しかし、これらは喉の油分を洗い流してしまうため、歌うときにふさわしい飲み物ではありません。

また、アルコールを飲んで気分よく歌うと、いつもより声がよく出るなどといったイメージもありますが、酔うことで音程がとれなくなるので高得点は狙えません。採点機能を目当てに訪れるのであれば、ドリンクは水にするのがいいでしょう。

歌う前の調整で自分の声を正しくマイクに拾わせる

もちろん、カラオケボックス内での飲食に気を付けたからといっていきなり採点の点数が上がるわけではありません。歌う前のさまざまな調整も大切なポイントです。

高得点を狙うには、マイクはとても重要。曲の音量が大きすぎたりエコーをかけすぎると、マイク以外のよけいな雑音を拾ってしまいます。この雑音によって正しく採点されないことがありますので、音の調整を最初にきちんと行ってから歌うことを心がけましょう。

そして、マイクは口にむけてまっすぐ持つこと。マイクの先端の丸い部分が触れてしまうと雑音の原因となりますので、触れないよう気を付けることも大切です。

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出典:正しいマイクの使い方 – れみぼいす

すぐに実践できる「表現力」の採点をあげるコツ


「表現力」を磨いて点数を稼ぐ

カラオケマシンの採点機能は「音程」の点数が大半を占めますが、つづいて「表現力」も大切なポイントになります。表現力とは、声量の大きさである抑揚や演歌でよく使われるこぶし、しゃくり、フォール、ビブラートなどのことをいいます。

この表現力で重要なのが抑揚で、約9割を占めるほど点数が高く、他はどちらかというとそれほど加点されないので、まずは抑揚を鍛える練習をしましょう。


3分で歌が上手くなる方法 / 抑揚編 – YouTube

カラオケで抑揚の得点をあげるには

具体的には「抑揚」は0~10の11段階で評価されます。採点マシンが無かった時代はメロディーは小さく、サビは大きく歌う、という歌手の歌い方のイメージが強いです。

実際には、マシンで高評価を得るためには、各演奏区間それぞれに大きい音と小さい音を入れる必要があります。この「抑揚」は口とマイクの距離を変化させることでかんたんに加点につながります。

また、演奏区間内で最も高い音だけマイクを近づけるというのも一つの方法です。ただし、マイクを急に離すと音が合わなくなり、音程が下がることがあります。マイクを近づけた場合は、その後はゆっくりと離していきましょう。

曲全体では「しゃくり」は30回以上、「こぶし」は5回以上「表現力」は100点とれるでしょう。しかし全体的には「しゃくり」と「こぶし」による加点は、総合展からみても0.5点ほど。


こっそりカラオケ加点術 しゃくり編 – YouTube

加点で稼ぐためには「音程」と「表現力」の中でも「抑揚」が重要といえます。最近はYouTubeなどでも「表現力」をアップするための練習用の動画が投稿されていますので、ぜひ参考にしてみるといいでしょう。

高得点への近道は「音程」を極める


最新式のカラオケマシンの採点機能において、「音程」は最も大きなウエイトを占めます。また高得点を目指す多くの人にとって、最も腕をあげるのが難しいのもこの「音程」を正しく歌うところです。

他人の歌を聴いていたとしても音程があっていない歌をずっと聞き続けるのはちょっと大変です。音感を養うのには小さい時から楽器に触れたりする必要があったりと時間がかかるため、練習やコツで「音程の正確率」を上げる方法を紹介します。

「音程」の採点方法とは

「音程」の採点方法は、画面に表示される、音程バーとどれだけ合っているかどうかなので見た目で自分の音程があっているか、見る事が出来ます。

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出典:カラオケで高得点が出ない・・・採点の基準やコツを知ろう! | Catch Plus

音程バーは半音単位の表示に見えますが、実際はたいへん細かく、正しい音程と比べて-1/8半音~+1/8半音の16段階の範囲に収まっていれば、かなりの加点が期待できます

1つの画面の内、一部だけ半音以上音をはずしてもほとんど減点されません。なぜならこれは単なるミスと判断されるからです。しかしたくさんの部分で1/8半音以上音を外すと、それが2/8半音以下であっても大きな減点の対象となるので注意が必要です。

「音程」で点数を稼ぐコツ

「音程」で点数を稼ぐのが高得点を出すコツです。まずは、自分がうたいやすい・自信のある曲の歌詞を全て覚えておくことが大切です。そうすることで画面に出てくる歌詞を読まず、音程バー自分のズレ確認する事に集中できます。

次にマイク音量を小さくするか「0」にして、ガイドメロディーは「大」にします。マイクが音量が小さいと自分の声よりもガイドの音が大きく聞こえ正しい音階で歌うことが出来ます。

まだまだある音程の加点裏ワザ!

歌うときはできるだけスピーカーの近くに立つことで、自分の発した音に惑わされることなく正しい音程を聞きながら音が合わせられるでしょう。自分の声が体の内側で響く音と、マイク越しに聞こえるものとで違っていてわかりにくいものなのです。

ある程度「音程」に自信のある人は、本来の音程よりフラット気味(少し低め)の声を出してしまうことが多くあります。実は高音のほうが点数アップにつながる設定の機種が多いので、常に少し高めを意識して歌う、または上の方を向いて歌うといいでしょう。

声を張り上げると高い音がでますので、高得点をとるポイントとしておすすめです。また、のどで高音や大きい声を出すと喉を傷めてします可能性があるので、腹式発声を練習するとよりスムーズに歌が歌えるでしょう。


アナウンサー式 簡単にできる!腹式呼吸・複式発声の方法 – YouTube

キーを調整するのも高得点へのポイント


カラオケマシンでは、自信を持って歌える歌をセレクトすることでしょう。しかし、歌いなれていて自信があるからといって必ずしも高得点は稼げません。自信のある歌の点は、せいぜい80点台前半くらいまでにとどまるでしょう。

そして、歌い終わるとほとんどのカラオケ採点マシンが分析コメントをくれます。

「高音と低音が出ていない」などとズバリ指摘されると、悲しくなるものです。分析コメントで多いのがこの「高音」と「低音」について。つまり「音程」がとれていないということになります。

音程をとるワザ

採点マシンでもっとも点数が高いのが「音程」なので、この得点が低い人は克服しなければなりません。「ガイドボーカル」機能を使い、手本を聞きながら声を出す練習をするといいでしょう。

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出典:ライブダム機能解説 荒牧陽子のガイドボーカル曲

ただし、聞いている側にとってはガイドの声がじゃまになるので、毎回ガイド頼みは避けたほうがベター。さらにキーの調整をすることも大切です。

キーを上げ下げすると減点になりそうなイメージがありますが、実のところは採点のポイントにはなりません。であるならば、自分に合ったキーに調整して歌うと効果的です。

「音程」に自信がない場合は、「抑揚」や「ビブラート」「しゃくり」など表現力で点を稼ぐことも大切です。「音程」の点数が全体の幅を占めますが、これら表現を怠っても90点以上の高得点にはつながりません。

小技ですが、「マイクを回す」のも効果があるといわれます。マイクを小さく回すと、口とマイクの距離が変わり抑揚がつくようです。これによってわずかではありますが、得点が上昇するようです。

そのほかにも「裏声で歌う」なども高得点につながるようです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

カラオケ採点で高得点を取る為に曲選びのポイントをおさえる


高得点をとるにはラップアニソンのような音程がとりにくくリズム感や安定感をとるのが難しいテンポの速い曲は不向きといわれています。なかには速いテンポに見事についていく人もいますが、採点基準にはビブラードしゃくりなどといった項目も加点されますので、これらを挟み込むことができない曲は避けたほうがいいでしょう。

採点機能で高得点をとりやすいのは、バラードのようなゆっくりめの曲です。数あるバラードの中でも、音域が狭い曲を選びましょう。

まず採点では、曲の最低音から最高音までの差が狭ければ狭いほど有利。音域が広い曲だと、安定がしづらい高音域に入ってしまうと音程を正確に合わせることが難しくなります。

次にメロディーが飛ばない曲を選ぶこと。メロディーが頻繁に上下するような曲は、音程を合わせるのが大変です。メロディーラインがなだらかな曲を選ぶようにしましょう。

ビブラートの加点は大きいので、長く伸ばす音がある曲はおすすめです。音を長く伸ばすということはビブラートをかけるので、ロングトーンと合わせて評価を稼ぎやすいです。

そして短い曲を選ぶことも大切です。1曲が長いと音程のブレが目立ち、減点の要因になります。曲が短ければ短いほど、正確に歌いきる可能性が高くなるからです。短い曲としてよく歌われるのが、国家である「君が代」。

君が代

君が代

  • 山本 健二
  • クラシック
  • ¥150
  • provided courtesy of iTunes

意外と抑揚やビブラートがかけられ点数を稼ぐことができ、また短いので音程の安定性があり成功率が高い曲といえます。